みんなが投票に行けば変わる!
7月21日は、いよいよ参議院選挙の投票日です。私たちの暮らしや日本の行方がかかった大事な選挙。投票率アップがカギ。メディアの選挙報道が激減するなか、企業の新しい動きも生まれています(下図)。
迷っている人とともに考え、参政権の行使で主権者パワー発揮の時です。
大手アウトドア用品メーカーのパタゴニア日本支社が、21日の投票日、全直営店を休業し投票に行こうとよびかけ、話題に。
※ロゴはパタゴニア日本支社のホームページより
大切な憲法があぶない
9条を今こそ生かすとき
安倍首相は、国民が望んでいないのに改憲を繰り返し訴えています。トランプ米大統領の「安保発言」で、憲法9条への自衛隊明記は、米軍とともに海外で戦争する軍隊に変えるねらいが浮き彫りに。
「軍事同盟は血の同盟」という首相の持論も暴露され、「安保法制では集団的自衛権の全面的な行使はできない」との苦し紛れの弁解も、「だから9条改憲が必要」と語ったことになります。
安倍首相は、自衛隊は違憲、合憲と態度が違う野党が共闘するのはおかしいと攻撃しています。でも、いま問われているのは、自衛隊が違憲か合憲かではなく、違憲の安保法制や軍事化を強行していることです。
5野党・会派が共通政策①~⑤を合意したのも(下図)、それを許さないためです。
自衛隊を米軍のために血を流して戦う軍隊にし、日本の軍事国家化をめざす企てを何としてもくい止め、9条を今こそ守り、生かす政治に変えましょう。
年金減らさず消費税増税は中止できる
所得が1億円を超える富裕層の税金や社会保険料の負担が減るのはおかしい。普通に負担するだけで7兆円の財源ができます。消費税増税など必要なく、暮らせる年金へと切り替える一票を。
新婦人しんぶん2019年7月18日号 1面・2面より