11月19日の「秋の行動」中央総行動では、台風で甚大な被害を受けた地域の会員をはじめ19人が、内閣府、国土交通省、農林水産省との省庁交渉に参加し、支援や対策を迫りました。
参加者は、「床上浸水し、コンセントや多くの電化製品内壁も畳もダメになったが、床上1㍍未満には何の支援もない」(茨城)、「地域全体が天井まで浸水。リンゴ農家の被害も甚大。生活再建支援金300万円ではとても再建できない。500万円に引き上げてほしい」(長野)、「度重なる台風で農作物は全滅。激甚災害に指定されたが、補助がでるのはハウスだけ。生活資金もないような状態で苦しい。農業を続けられるよう支援を」(千葉)、「屋根を飛ばされた家が多数。しかし支援法の枠外と、何の補償もない」(神奈川)など、実態を訴え、支援を要請。
しかし、農水省からは「(今後のために)収入保険に入ってください」という驚きの回答で、参加から怒りの声が上がりました。「国には国民の命と健康と財産、日本の国土を守っていくための対策を担うだけの財力がある。
被災の実態、要求を聞き、防災減災の対策をしっかりおこなって」と重ねて要請しました。