新婦人は、内閣総理大臣らに上記の【要請書】を送付しました。
内閣総理大臣 安倍晋三 様
財務大臣 麻生太郎 様
文部科学大臣 萩生田光一 様
新型コロナウイルス感染拡大に係わる影響を受けて、入学、学業 継続に困難をきたす大学生とその家族への緊急の支援を求めます
2020年4月23日
新日本婦人の会
会長 米山 淳子
新型コロナウイルス感染拡大防止のための自粛生活は、大学生やその家族にも深刻な影響を及ぼしています。
当会にも、「家賃、生活費をアルバイトでまかなっていた大学生の娘。3月以降、アルバイト先が全面休業となり、下宿を引き払って実家に戻った」「自営業で、自粛により収入が激減、子どもへの仕送り、授業料の支払いが困難になり、大学継続の見通しがつかない」など切羽つまった声が寄せられています。
すべての学生とその家族への、国による支援を急ぎ強め、経済的理由で学業を断念する学生がでないよう、以下、要請いたします。
1、入学金、学費の免除・減免、給付制奨学金の給付など、学費負担の大幅な削減をしてください。
1、アルバイトが大学生の生活を支える収入源等になっていることを踏まえ、学生アルバイトに対して休業補償を行ってください。
1、現在奨学金を返済している人に対して、奨学金返済を猶予してください。
1、支援を求める大学生や家族が相談できる緊急の窓口を設置してください。
1、各大学が行う、学費の免除、学費の延納・分割払い、独自の奨学金など、大学まかせにせず、国が支援してください。