新日本婦人の会は11月18日、【要請】新型コロナ第3波到来の今、GOTOキャンペーンを ただちに見直すよう求めます を内閣総理大臣、国土交通大臣に送付しました。
内閣総理大臣 菅義偉 様
国土交通大臣 赤羽一嘉 様
新型コロナ第3波到来の今、GOTOキャンペーンを
ただちに見直すよう求めます
2020年11月18日
新日本婦人の会
会長 米山淳子
連日、各地で新型コロナ新規感染者の増加傾向が止まらず、第2波も収まらないままに第3波が押し寄せるなか、医療機関の病床ひっ迫の危機が迫っています。
こうしたなか、政府の進める需要喚起策「GOTOキャンペーン」をこのまま全国一律で続けることに国民の不安が高まっています。
今、急がれるのは感染拡大している地域を含めた全国一律のやり方は中止し、感染を抑制することと、GOTOキャンペーンの恩恵を受けづらい小規模事業者等への経済的支援など、観光・旅行業等の事業をつぶさない支援をおこなって国民のいのちと生活を守ることです。
国の責任で現局面にふさわしい対応を急ぎ取ることを求め、以下要請いたします。
1.これ以上の感染拡大を防ぐために、全国一律の「GOTOキャンペーン」を見直し、地域の実情によっては中止してください。
1.GOTOキャンペーンの恩恵を受けづらい小規模事業者等への直接給付など経済的支援をおこなってください。
1.第3波を最小限に抑えるために、感染拡大している地域での集中的なPCR検査等をつよめ、介護・保育等のリスクの高い施設での社会的な検査とあわせて、陽性者の保護と追跡を徹底的におこなってください。