オミクロン株感染の急拡大による学校や保育施設で休園・休校等が相次いでいます。小学校休業等対応助成金は、保護者・企業側双方から「使い勝手が悪い」という声が上がるなか、新婦人は2月10日、必要とするすべての保護者が申請し、受け取れるよう改善を求めて厚生労働省労働局に要請・懇談を行いました。
「不安抱えながら働かないといけない人がたくさんいる。使いやすく申請したらすぐ届く制度に」「事業主側からは『現場の大変さをわかってほしい』という声が。事業主にも使いやすい制度にしてほしい」と、各地から寄せられた声を資料やパネルを示しながら紹介。
厚労省職業両立課の担当者は、「仕事を休める環境にすることがなにより大事。とにかく事業主に助成金をつかってほしいので、手続きをできるだけ簡素化してきた」「企業の同意を得られるように、厚労省側からも働きかけていく」と回答がありました。
※要請書は以下よりダウンロード可能です。
【要請書】小学校休業等対応助成金は対象となる、すべての保護者が申請し、受けとれるよう、至急改善してください