新日本婦人の会は、8月25日【抗議要請】「杉田水脈議員の総務政務官任命・就任に断固抗議し、直ちに罷免することを求めます」を内閣総理大臣に、「総務政務官就任に断固抗議し、直ちに辞職するよう求めます」杉田水脈衆議院議員に提出しました。
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内閣総理大臣 岸田文雄様
2022年8月25日
新日本婦人の会 会長 米山淳子
杉田水脈議員の総務政務官任命・就任に断固抗議し、
直ちに罷免することを求めます
岸田内閣総理大臣が、第二次岸田政権の総務大臣政務官に、これまで数々の差別発言をおこなってきた杉田水脈議員を任命し、就任させたことを断じて認めるわけにはいきません。直ちに撤回、罷免することを求めます。
杉田氏は、性暴力の被害者の支援に関して「女性はいくらでもうそをつけますから」(2020年9月25日、自民党の内閣部会)と発言をしたり、「(LGBTの)彼ら彼女らは子どもを作らない、つまり生産性がない」(『新潮45』2018年8月号寄稿)と主張したり、「男女平等は絶対に実現しえない反道徳の妄想」(2014年10月、衆院本会議国会での質問で)など、人権や多様性を否定し、尊厳を傷つけ、ジェンダー平等に逆行する発言を立法府のなかで繰り返してきました。日本軍「慰安婦」とされた女性たちの心の底からの告発を踏みにじり、「慰安婦問題はない」「強制連行はうそ」など、歴史の隠蔽・捏造の急先鋒が杉田氏であり、岸田総理の任命責任はきわめて重大です。
さらに、杉田氏は、統一協会関連団体のシンポジウムで講演したり、「幸福の科学や統一教会(ママ)の信者の方にご支援、ご協力いただくのは何の問題もない」などとSNSで発信(2016年)しており、その議席が、悪徳商法や反共を売り物にした反民主主義、反社会的組織である統一協会の支援によって獲得させられたといっても過言ではありません。政務官就任会見で問われ、「(旧統一教会関連団体の)定義がわからない」などとはぐらかし、反社会的集団の政治への介入と自らの人権思想のゆがみをごまかすなど、内閣を代表して答弁する政務官としての資格はありません。
岸田総理自身の統一協会との関連も報道されており、自ら疑惑を調査するともに、政務官に不適格者である杉田氏を直ちに罷免すること、自民党として統一協会との癒着、違法ビラの配布など含めて選挙支援の実態を明確にすることを求めます。
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杉田水脈議員の総務政務官任命・就任に断固抗議し、直ちに罷免することを求めます
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杉田水脈衆議院議員様
2022年8月25日
新日本婦人の会 会長 米山淳子
総務政務官就任に断固抗議し、直ちに辞職するよう求めます
岸田内閣総理大臣が、第二次岸田政権の総務大臣政務官に、これまで数々の差別発言をおこなってきた杉田水脈議員を任命し、就任させたことを断じて認めるわけにはいきません。直ちに辞職することを求めます。
杉田氏は、性暴力の被害者の支援に関して「女性はいくらでもうそをつけますから」(2020年9月25日、自民党の内閣部会)と発言をしたり、「(LGBTの)彼ら彼女らは子どもを作らない、つまり生産性がない」(『新潮45』2018年8月号寄稿)と主張したり、「男女平等は絶対に実現しえない反道徳の妄想」(2014年10月、衆院本会議国会での質問で)など、人権や多様性を否定し、尊厳を傷つけ、ジェンダー平等に逆行する発言を立法府のなかで繰り返してきました。日本軍「慰安婦」とされた女性たちの心の底からの告発を踏みにじり、「慰安婦問題はない」「強制連行はうそ」など、歴史の隠蔽・捏造の急先鋒として活動してきました。
さらに、悪徳商法や反共を売り物にした反民主主義、反社会的組織である統一協会関連団体のシンポジウムで講演したり、「幸福の科学や統一教会(ママ)の信者の方にご支援、ご協力いただくのは何の問題もない」などとまでSNSで発信(2016年)してきたことは周知の事実です。政務官就任会見で、「(旧統一教会関連団体の)定義がわからない」などとはぐらかし、反社会的集団の政治への介入と自らの人権思想のゆがみをごまかすなど、内閣を代表して答弁する政務官としての資格はありません。
杉田氏の一連のこうした主張は、家庭責任を女性に押し付け、選択的夫婦別姓や同性婚などジェンダー平等を攻撃する主張と重なっています。政務官はもちろん、国会議員を辞職するよう強く求めます。
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