2023年10月18日 声明・談話・要請など

【抗議】旧統一協会との癒着、女性記者へのセクハラ疑惑の 幕引きに抗議し、衆議院議員の辞職を求めます

 新日本婦人の会は、10月18日、【抗議】「旧統一協会との癒着、女性記者へのセクハラ疑惑の 幕引きに抗議し、衆議院議員の辞職を求めます」を岸田文雄内閣総理大臣、細田博之衆議院議員へ提出しました。

 

2023年10月18日

内閣総理大臣  岸田文雄 様
衆議院議長    細田 博之 様

新日本婦人の会
会長 米山淳子

 

 

旧統一協会との癒着、女性記者へのセクハラ疑惑の 幕引きに抗議し、衆議院議員の辞職を求めます

 

 

 10月13日におこなわれた細田博之衆議院議長辞任会見は、記者や質問時間が制限され、疑惑が指摘されている旧統一協会との関係や女性記者へのセクハラ疑惑についてまともな説明もなく、不誠実極まるものでした。一方的幕引きに抗議し、衆議院議員の辞職を求めます。

 細田氏は、10月13日に解散命令請求が出された旧統一協会の関連団体のイベントに何度も参加されていますが、「呼ばれれば出るという程度」「問題はない」と繰り返しました。資金集めの「広告塔」になっていたのではとの問いには「飛躍し過ぎだ」と反論し、被害拡大につながったことへの反省がないと指摘せざるを得ません。

 また、女性記者へのセクハラ疑惑に対しては、「誰一人具体的に『こういうセクハラがあった』という人はいない」「『セクハラを受けました』というのが出てはじめて、〝MeToo″が成立する。私のところに1件もないじゃないですか」「うわさ話だ」「男性に対するハラスメントじゃないか」と、セクハラは上下関係があるなかで起き、声を上げにくく、ましてや加害者本人に訴えることは難しいというセクハラ構造を理解しない開き直りに終始し、被害者を傷つけ、委縮させる態度でした。細田氏の発言は、被害をなくそうとする支援運動さえ歪める発言であり、断固抗議します。

 国会が先頭に立って社会のセクハラを根絶し、ジェンダー平等社会の実現をめざさなければならない時に、こうした細田氏の認識や態度に国民の怒りと不信は増すばかりです。不十分極まる記者会見で終わらせず、公開された議院運営委員会で質疑をおこない、徹底的に解明することと、衆議院議員の資質もない細田氏は、衆議院議員を辞すことを強く求めます。

 

 

●抗議送付先は下記のリンクをクリックしてください

岸田首相あて: 「首相官邸ホームページ」 の「首相官邸に対するご意見等」

細田議員あて: [地元事務所] 〒690-0851 松江市堂形町881細田会館  TEL:0852-21-6455
        [国会事務所] 衆議院第二議員会館513号室 TEL:03-3508-7443 FAX03-3503-7530

 

 

※抗議文は以下よりダウンロード可能です。

【抗議】旧統一協会との癒着、女性記者へのセクハラ疑惑の 幕引きに抗議し、衆議院議員の辞職を求めます

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