7月19日、新婦人能登半島地震災害支援ボランティアの第1回目を実施。由比ヶ浜直子中央本部事務局長を責任者に、石川県本部から4人、福島、京都から2人、計7人が参加しました。
7月31日、第2回新婦人の能登半島地震被害支援ボランティアに、石川・金沢支部・白山支部、東京・あきる野支部、高知・須崎・中土佐支部、秋田・秋田支部の14人の会員が参加し、珠洲市の3カ所の仮設住宅や避難所を訪問、支援物資のお渡し会や自宅の片付けなど、支援活動をおこないました。
珠洲市は奥能登の突端にあって支援がなかなか届かない地。かつて原発を2カ所つくる計画を住民ぐるみで阻止したところでもあります。
チームは二手に分かれ、大谷・高屋、鉢ケ崎へと。大谷、高屋地域は珠洲出身の会員の案内で、つながりのある方たちを訪問。支援物資をまわりの被災者にも届けることができ、車に寝泊りを続ける方の家の片付けも喜ばれました。原発予定地は茶色の土が見え、すぐそばの海から取水する予定だったと。この地一体が地盤隆起し、もし原発があったら…と考えるとぞっとします。(→リンク)
鉢ケ崎は、道の両側の家々が軒並み崩壊し、明日で震災7カ月というのに崩れた家がそのまま放置され、マンホールが道から1メートルも飛び出ている…メディアではほとんど報じられないけれど、そのすさまじさに絶句します(→リンク)。仮設住宅での物資のお渡し会では、農民連の野菜やそうめん、梅干し、味噌、醤油、クッキー、カステラ、水出し緑茶、肌着、レイラ化粧品などを受け渡しながら、女性たちが集まって近況などのおしゃべりも盛り上がりました。
3月にSNSを通じて新婦人を知り、入会したばかりのTさんも石川県本部のメンバーと初対面!ガザや原発反対の思いも話してくれました。
公的支援が届かず、「まるで見捨てられたよう」という被災地。「毎日、残るか離れるか、気持ちが揺れるが、それでも助けあってここにいたい」という被災者の思い、声を聞きながら、これからも支援を続け、再建へ行政や国にも働きかけ、る、これこそ大事だと感じる行動になりました。