国連の女性差別撤廃委員会、日本にきびしい勧告
10月29日、国連の女性差別撤廃委員会より、日本に対する総括所見が出ました。
総括所見では、4回目となる選択的夫婦別姓導入のための民法改正をはじめ、
女性差別撤廃条約選択議定書批准、日本軍「慰安婦」問題の解決などが繰り返し求められました。
また、新婦人のレポートに追加記入し、沖縄からも直接訴えた、沖縄での米兵による性暴力の問題が入りました。
【女性差別撤廃条約実施状況に関する第9次日本政府報告審議に向けた新日本婦人の会のレポート】
新婦人沖縄が提出したレポート(英語) voices of Okinawa women 日本語訳(Word)
「沖縄の軍事基地の米兵による、女性に対するジェンダーに基づく暴力に懸念をもって注目。防止し、捜査し、起訴し、加害者を適切に処罰するためのしかるべき措置をとり、沖縄の女性と少女に対する性的その他の形態の紛争に関連するジェンダーにもとづく暴力の被害者に十分な被害回復措置を提供することを勧告する」
女性差別撤廃委員会は私たちの切実な訴えを真摯に受け止めてくれました。
新しい国会で実現可能なものがたくさんあります。勧告を力に、行動しましょう。