辺野古新基地建設問題を最大の争点に沖縄県知事選挙が11月16日投開票(10月31日告示)でたたかわれます。沖縄と日本の行方を左右する歴史的たたかいです。
安倍政権は、集団的自衛権行使容認の閣議決定をしたその日、新基地建設の工事を開始し、警察力を動員して海底ボーリング調査を強行してきたのです。
この暴挙に、「基地はいらない」と怒りの行動は連日続けられ、8割を超える県民が建設中止を求めています。9月7日の名護市議会議員選挙では、新基地反対を貫き大差で1月に再選された稲嶺市長を支える議員が、過半数の議席を獲得しました。
41全市町村長・議会議長、県議会代表らが「普天間基地の閉鎖・撤去、辺野古新基地移設断念」「オスプレイの配備撤回」を安倍首相に求めた「建白書」の立場こそ、「オール沖縄」の声です。この実現をかけて、翁長雄志さんを新知事にと保守・革新など立場を超えて島ぐるみのたたかいになっています。
新基地反対の知事誕生は、大暴走する安倍政権と米政府に大打撃を与えるものとなるでしょう。
新婦人沖縄県本部は、名護市議選に続き、「県・国のあり方を変えるチャンス」と行動をつよめています。沖縄のたたかいに連帯し、翁長さんの勝利を必ずかちとり、新基地建設を中止させ、安倍政権をノックアウトする劇的な結果をつくりだすために、全国が力をつくしてがんばりましょう。
2014年9月21日
新日本婦人の会 第162回中央委員会
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