新日本婦人の会会長 笠井貴美代
熊本・九州の大地震への対応と奮闘、お疲れ様です。
4月14日以降の熊本・九州大地震は、死者46人、負傷者1000人以上、家屋の倒壊、道路の寸断、土砂崩れなどとともに、今も10万人が避難する深刻な被害をもたらしています。さらに強い余震が続き、気象庁はこれまでの地震観測の経験則をこえ、今後を予測できないと述べています。
このような非常事態に九州電力川内原発が稼働を続けていることに、立地県はじめ各地で不安がひろがっています。政府は、住民の安全やいのちを最優先に、ただちに川内原発を停止してください。
また、今回の地震は、九州・四国・本州を横断する活断層「中央構造線」に沿って起こっていると指摘され、この構造線上に立地する四国電力伊方原発について、緊急の点検と対策が急がれます。審査終了で7月下旬に再稼働するなどまったく論外です。
さらに、活断層が全国にある地震大国の危険性が改めて浮かびあがる今、全原発の総点検と見直しを強く求めます。
以下、要望します。
【要請項目】
1、九州電力川内原発をただちに停止し、四国電力伊方原発をはじめ全原発の総点検と緊急対策を行なうこと。
【要請】九州電力川内原発をただちに停止し、 四国電力伊方原発など全原発について総点検と緊急対策を求めます