2018年7月25日 ジェンダー平等

性の権利を否定し個人の尊厳をふみにじる杉田議員に強く抗議し、発言の撤回と謝罪、議員辞職を求めます

内閣総理大臣 安倍 晋三 様
自由民主党衆議院議員 杉田水脈 様

性の権利を否定し個人の尊厳をふみにじる杉田議員に

強く抗議し、発言の撤回と謝罪、議員辞職を求めます

 

新日本婦人の会中央本部

自民党の杉田水脈議員が、月刊誌『新潮45』8月号への「『LGBT』支援の度が過ぎる」と題した寄稿で、LGBT(性的少数者)のカップルについて「子どもを作らない、つまり生産性がない。そこに税金を投入することが果たしていいのかどうか」など主張したことについて、新日本婦人の会は強く抗議するとともに、発言の撤回と謝罪、議員辞職を求めます。
杉田議員は、「子どもを産む」ことを「生産性がある」とし、支援の対象の尺度にしていますが、これは明らかな差別であり人権侵害です。「すべて国民は、個人として尊重される」とした日本国憲法に反します。憲法遵守の義務を負う国会議員として、決して許されるものではありません。こういう議員に「税金を投入すること」にこそ強い疑問を持ちます。
自民党は「性的指向・性自認に関する広く正しい理解の増進」「多様性を受け入れていく社会の実現を図ります」と昨年の衆議院選挙で公約しました。公約に反し、議員の資格が問われる言動を放置し、擁護し続ける安倍首相・自民党総裁の責任は重大です。私たちはあらためて、安倍政権の退陣を求めます。

 
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性の権利を否定し個人の尊厳をふみにじる杉田議員に強く抗議し、発言の撤回と謝罪、議員辞職を求めます

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