東日本大震災の津波被災者への支援金が、人口4万7000人のイタリアの町から岩手・陸前高田市に届けられました。新婦人が橋わたしとなりました。
9月末、イタリアから新婦人中央本部に電話が入りました。
「私の住んでいるカンピ・ビゼンツィオ市から、2011年東日本大震災の被災者へ、日本の女性団体を通して、連帯と援助の手を差し伸べたいと相談を受けました」と。画家の夫と15歳の息子とカンピ市に暮らす水尻伸子さんからでした。お母さんが、新婦人創立時からの京都の会員です。
「『新日本婦人の会』の皆さまの日ごろの活動を紹介したところ、すぐ市議会に提案され、可決されました。ですが、市の財政的事情から、7年越しでやっと予算がおりることになりました。受け取っていただけますか?」という、うれしいお知らせでした。