21日、コンビニ大手の「セブン-イレブン」と「ローソン」が成人向け雑誌の販売を中止するとの方針を発表、22日続いて「ファミリーマート」も販売中止を発表しました。いずれも8月末までに国内全店舗での撤去を予定しています。
この問題は2017年末、イオン系列のコンビニ・ミニストップが女性客などの要望を受け、成人向け雑誌の販売中止を発表したことが契機となり、大手コンビニの姿勢が問われていました。
新婦人はただちに、セブン-イレブンをはじめ大手コンビニ本社に、成人誌の撤去を申し入れましたが、セブン-イレブンは当初、「表現の問題もあるので全面撤去は難しい」としながらも「各店舗のオーナーの判断から置かないこともできる」と回答していました。
これを受け、各地の新婦人は地元のコンビニ各店を訪問し、女性や子どもにとって安心して訪れることができる場であることを求め、成人誌撤去について申し入れ、懇談をすすめるなか、北海道のセイコーマートが道内500店で撤去を決めるなど、各地で撤去するコンビニが広がっていきました。
こうした運動が、今回の大手コンビニの決断につながりました。
新婦人のとりくみの紹介
新婦人しんぶん2018年1月18日号1面-2面より
コンビニ店には以下の2点を要請。
〇「成人向け雑誌」の販売を中止してください
〇従業員に人権教育を重視し、女性の人権、尊厳が守られるよう役割を発揮してください。
・コンビニ店舗への要請書はこちら→「成人向け雑誌」を撤去、販売を中止してください(PDF)
・WORD(編集可)は→こちら