男女格差指数2018年度版は、アイスランドが1位、上位には北欧諸国が占めている。(2018年12月18日発表)日本は2012年の第二次安倍政権以降、100位以下に落ち込み、18年は149カ国中110位で先進7カ国の最下位。「日本は依然として相対的に、男女平等が進んでいない経済圏の1つ」ときびしく指摘されている。
男女格差指数は、スイスに本部をおく世界経済フォーラムが2006年から毎年発表。経済・教育・保健・政治の4分野14項目のデータを元にして、各国の男女の格差を分析した指数。
日本の順位を下げているのは政治参加と経済参加
現在、日本の女性国会議員(衆議院)は10.1%で、世界平均24%の半分以下。
また賃金の男女格差は103位、管理職比率は129位。
安倍政権はこの間「女性の活躍」を掲げながら、実際には財界いいなりに安上がりの非正規雇用を広げ、女性労働者の56%が非正規に。女性の賃金は男性の約半分です。
さらに、昨年強行した「働き方改革」法なども、格差を拡大し、女性の経済的自立を困難にするもので、女性差別撤廃に逆行しています。
今年の選挙では「平和とジェンダー平等をすすめる議会、国会に」と、私たちの選択で変えていきましょう。
2018年ジェンダーギャップ指数
詳しくはこちらへ ジェンダーギャップ指数2018年ランキング