新日本婦人の会は、5月3日、【声明】「衆院3補選で野党が完勝 自民党政治を終わらせよう」を発表しました。
【声明】衆院3補選で野党が完勝 自民党政治を終わらせよう
2024年5月3日
新日本婦人の会中央常任委員会
自民党の裏金づくり発覚後、初めての国政選挙となった衆院3補欠選挙(東京15区、島根1区、長崎3区)は4月28日投開票され、いずれも野党候補が完勝。投票した人の8割近くが裏金問題を重視したとし、選挙は岸田自公政権とその補完勢力にきっぱりと不信任をつきつける結果となりました。
自民党は東京15区と長崎3区では候補者を立てられず、不戦敗。3選挙区とも当選したのは立憲民主党の候補者で、東京15区は市民連合との確認文書を交わした市民と野党の共同候補でした。日本共産党が公認候補擁立を取り下げ、いずれも共通して「金権腐敗政治の一掃」「大軍拡反対、暮らしを守ろう」など岸田政権との対決姿勢を明確にしたことは、改めて市民と野党共闘の力を示すものとなりました。また、日本維新の会や都民ファーストなど自民党の補完勢力にきびしい批判が向けられたことも、7月の東京都知事選挙や今後の国政選挙にもつながるものです。
物価高騰で賃上げや年金も実質目減りし、暮らしが圧迫されるなか、岸田政権は国民生活に向き合うどころか、後半の国会でも国民にさらなる負担を強いる子ども・子育て支援法案、食料・農業・農村基本法案、離婚後共同親権などの法案強行をねらっています。金権腐敗政治の解明もできない、消費税減税など経済無策、「戦争国家」づくり、選択的夫婦別姓や同性婚拒否というジェンダー平等・人権の遅れなど、政権を担う力も資格もありません。
切実な要求で声をあげ、悪法をくい止めるためにも、今こそ市民と野党の共闘をつよめながら解散・総選挙を求め、「自民党政治を終わらせよう」「政権交代を」と行動を大きく広げていきましょう。
以下からPDFでダウンロードできます。
【声明】衆院3補選で野党共闘が完勝 自民党政治を終わらせよう