2024年10月24日 国際活動

【お祝いメッセージ】日本被団協のノーベル平和賞受賞

 

 日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)のノーベル平和賞受賞に、核兵器廃絶を願いともに運動する海外の友人たちから新婦人にお祝いのメッセージが届きました。紹介します。

 

 

<女性平和基金招待者>

マリベル・エルナンデス(スペイン核軍縮同盟)

 日本被団協のノーベル平和賞受賞はスペイン、そして世界中の運動に参加している私たちみんなにとって大きな喜びです。この喜びを分かち合いたいです。
 この受賞が、今世界が直面している正気を失い苦しみに満ちた核兵器の狂気を終わらせる力になることを願っています。

 

 

 

 

 

サリー・ジョーンズ(アメリカ、ニューヨーク州ピースアクション)

 被団協のノーベル平和賞受賞のニュースが流れたとき、新婦人中央本部の事務所が喜びにわいた様子が目に浮かびます。今このときに賞が授与されたことの意味を、世界が理解することを願いばかりです。あと数年のうちに、核兵器の直接的脅威について語ってくれる被爆者の証言をじかに聞くことができなくなるのですから。新婦人と原水協は、被爆者とともにいっしょうけんめい活動し、世界中の人々の心を動かしてきました。この平和賞は、日本の核兵器廃絶運動全体に与えられたものです。
 被団協へのノーベル平和賞授与は、今日私たちが生きているこの世界にとってまたとないメッセージを発信しています。このメッセージを力に、被爆の実相をさらに大きく広げ、もっとたくさんの人々と国々が核兵器を非難し、核兵器禁止条約を批准するようがんばりましょう。
 新婦人と原水協のみなさん、おめでとう!

 

 

エミリー・ルビーノ (アメリカ、ニューヨーク州ピースアクション事務局長)

 新婦人の姉妹、原水協や被団協の友人たちのことをずっと考えています。みなさんといっしょに、このグローバルの運動、たたかいを続け、被爆者の力強い証言から学ぶことができるのは、大きな名誉であり喜びです。もっともふさわしく長いこと待ちわびていたノーベル平和賞受賞、心からのお祝いを送ります!核兵器のない世界にむかって正しい方向へと、また1歩踏み出しました。

 

 

 

 

マーガレット・エンゲル(アメリカ、ニューヨーク州ピースアクション学生運動コーディネータ―)

 私も、日本被団協受賞のニュースに胸が躍り、日本でのたくさんの思い出や新婦人のすばらしい会員のみなさんたちのことを思い起しています。エミリーが言うように、本当に長いこと待ちわびた受賞ですが、正しい方向への確かな1歩です。平和運動の中で、よりよい未来をめざし活動する力強い女性たちをお手本にすることができ、とても幸せです。

 

 

 

 

 

<海外の友人たち>

アンドレア・ルブラン(アメリカ、平和な明日をめざす9月11日家族の会)

 今日、日本被団協のノーベル平和賞受賞というすばらしいニュースを聞きました。みなさんと世界にとって、本当にうれしいことです。核兵器がもたらす真実を世界に知らせるための、みなさんの知恵と情熱と献身をどれほどありがたいと思っているかを伝えたいです。みなさんは、暗闇を照らす光です。
 お祝いと、感謝と愛をこめて。

 

 

 

 

 

 

ジョセフ・ガーソン(アメリカ、平和・軍縮・共通安全保障キャンペーン議長)

 ニューヨークタイムズ紙に田中さん、木戸さんたちのことばが掲載されているのを見て、うれしく思っています。被爆者はもちろん新婦人や原水協のみなさんにとって、どれほど大きな喜びだったか目に浮かびます。仲間のテリー・ロックフェラーさんと、あなたたちのこと、そしてあなたたちとも交流のあったリタ・ラサルさんをはじめこの日を生きて迎えることができなかった人々のことを話したところです。
 私はさまざまな場で話したり書いたりして来ましたが、今回の授賞は真価が認められ栄誉であると同時に、私たちみんながこれを力に、増大する核の脅威に立ち向かい廃絶へと前進するチャンスを与えるものです。本当によかった。この余韻をいつまでも楽しめるよう願っています。

 

 

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