<請願趣旨>
安倍内閣と自民・公明両党は公約にもなかった秘密保護法案を、日本中で燃え上がる反対・廃案の声も、国連をはじめ海外の懸念も一顧だにせず、強行採決で「成立」させました。
秘密保護法は、「特定秘密」を際限なく広げ、主権者国民にとって何よりも大切な「知る権利」を奪い、何が秘密かも秘密にされ、国民の誰もが知らないうちに犯罪者にされる可能性があります。原発や基地、TPPをはじめ政府に都合の悪いデモを「主義主張を強要」するテロとみなして取り締まるという「弾圧法」でもあります。国民主権と基本的人権、平和主義を掲げる日本国憲法のもとで、秘密保護法は存在そのものが許されない違憲立法であり、認めるわけにはいきません。
秘密保護法は、日本を海外でアメリカとともに戦争する国につくり変えることがねらいであり、憲法9条改悪の野望とつながっています。
国民は、監視され自由にモノもいえない暗黒社会、戦争国家を望んでいません。だからこそ、多くの国民、あらゆる分野の人びとが、法案に反対し、一気に立ち上がり、声をあげ続けているのです。
国民主権、基本的人権、平和主義という日本国憲法の基本原理を根底から覆す、憲法違反の秘密保護法をただちに撤廃することを求めます。
【署名用紙】秘密保護法の撤廃を求めます